05.神無月と神在月。神話の地の神迎祭

05.神無月と神在月。神話の地の神迎祭

旧暦10月は八百万(やおよろず)の神々が出雲に集まる月。他の土地では神様が留守になるので神無月(かんなづき)といいますが、出雲では神在月(かみありづき)と呼びます。
出雲の各神社では「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり「神在祭(かみありさい)」、そして神々を見送る「神等去出祭(からさでさい)」が行われます。稲佐の浜の神迎神事(かみむかえしんじ)で迎えられた八百万の神々は、出雲大社本殿の両側にある「十九社(じゅうくしゃ)」を御宿社(宿泊する宿)とし、神在月の7日間、出雲で神事(かみごと)を行います。これは、人にはあらかじめ知ることのできない人生諸般のことを神議り(かみはかり)にかけて決めること。男女の縁結びもこの神議りで決まるとか。
神在月の間、神々の会議や宿泊に粗相があってはならぬと、地元の人は歌舞を設けず楽器を張らず家も建築せず、ひたすら静粛を保つことを旨とするため、「御忌祭(おいみさい)」とも呼ばれます。

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